詰将棋創作の難しさ (2)
前回詰将棋創作の難しさという記事を書きました。偶然7手詰の詰将棋ができたという話ですが、その際にいくつか失敗がありました。
失敗作のひとつが下記です。
▲9二歩△8二玉▲7二金寄△9二玉
▲8一角△9一玉▲8二金△同 玉
▲7二角成△9二玉▲8一馬
まで11手詰
...のつもりだったのですが、歩が一枚余るため、駒余りの不完全作です。それでは、歩を一枚減らせば良いのではないか? と思ったのですが、歩が2枚ないと詰まないのです。
歩が1枚の場合、
▲9二歩△同 玉▲8一角△9一玉
となり王手が続かないのです。単純に余った駒を減らせば、問題が完成すると思ったのですが、必ずしもそれではうまくいかないようです。このようなケースにははじめて出会い、とても新鮮な経験でしたので、記しておきたいと思います。