勝又清和 実戦に役立つ詰め手筋
アマゾンで「バーゲンブック」として、定価よりずっと安い価格で販売されている勝又清和六段の『実戦に役立つ詰め手筋』。2014年5月8日現在605円です。
この本は4章に分かれています。
第1章 何を持てば詰むか
第2章 何を持てば詰むか 実戦編
第3章 何を合駒するか
第4章 何を合駒するか 実戦編
持ち駒に何があれば、相手玉が詰むかを考えるのが前半の2章。後半は自玉の詰みを逃れるための合駒を考えたり、相手玉の詰みを視野に入れながら、何で合駒するかを考える問題が後半の2章です。
『谷川流寄せの法則 基礎編』にも「何があれば詰み?」という問題*1がありますが、それと同じような問題です。
後半は、金子タカシさんの名著『凌ぎの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス)』と同様です。『実戦に役立つ詰め手筋』は、プロの実戦を問題に使用していますので、その点が大きく異なります。
ちなみに以前このblogで取り上げた『谷川流寄せの法則 基礎編』については下記をどうぞ。
*1:「何があれば詰み?」についてはこちらのリンクをご参照ください。